金・プラチナ相場情報!
1月12日NY貴金属市場の金は続伸。米労働省が朝方発表した昨年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比6.5%上昇と、伸び率は市場予想と一致。上昇率は6カ月連続で鈍化した。注目度の高かった変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数の伸びも予想と同水準。インフレ緩和の傾向が示されたことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が2月初めに開く連邦公開市場委員会(FOMC)で、利上げ幅を前回の0.50%から0.25%に縮小するとの観測が拡大。金利を生まない資産である金の保有に伴う機会費用の損失への懸念が後退し、金の買いが活発化。対主要通貨でのドル下落もドル建てで取引される金の追い風となり、相場は一時1900ドル台に上昇した。