金・プラチナ相場情報!

4月27日NY貴金属市場の金は反発。米商務省が朝方発表した2023年1~3月期の実質GDP(国内総生産)速報値は前期比1.1%増と、伸びは前期から鈍化したものの、3四半期連続のプラス成長となった。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ指標として注目するコア個人消費支出(PCE)物価の伸びも市場予想を上回った。さらに、米新規失業保険申請件数が前週比1万6000件減の23万件と、事前予想よりも良い内容となった。これを受けて、FRBによる早期利上げ停止観測がやや後退し米長期金利が上昇。金利を生まない金の売り圧力が強まった。