金・プラチナ相場情報!

8月9日NY貴金属市場の金は続落。中国国家統計局が9日発表した7月の同国消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.3%低下と、2年5カ月ぶりにマイナスとなった。これを受けて、金の消費大国である中国の景気先行きに警戒感が広がり、金の上値を抑えた。また、上値の重さを意識したチャート絡みの売りが出たとの見方もあった。ただ、外国為替市場では対ユーロでドル売りが優勢。ドル建てで取引される商品の割安感につながり、金相場を下支えた。翌10日に発表される米CPIを控え、積極的な商いが手控えられたことから、相場の値動きは限定的だった。