金・プラチナ相場情報!

11月1日、NY貴金属市場の金は続落。市場は、FRBが今回の連邦公開市場委員会(FOMC)で2会合連続で政策金利を据え置くことをほぼ織り込み済み。取引時間中にはパウエルFRB議長の会合後の記者会見で、金融政策の方向性に関する発言が注視されており、ひとまず利益確定の売りが先行した。ただ、下値は限定的。イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスの戦闘激化が続き、中東情勢を巡る地政学リスクの高まりを背景とした「安全資産」としての金需要は依然根強かった。