金・プラチナ相場情報!

3月15日、NY貴金属市場の金は下落。早朝の外国為替市場でドルがユーロなどに対して下落し、割安感の生じた金を物色する動きが先行。一時約10ドル高となったが、朝方以降は米長期金利の上昇が重しとなり、軟調に転じた。米労働省が今週発表した2月の消費者物価、卸売物価の両指数は前年同月比の伸び率がそろって前月から加速。インフレ圧力の根強さが示されたことで、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げを開始するタイミングが後ずれするとの見方がやや強まった。CMEグループのフェドウオッチによると、市場が織り込む6月会合での利下げ確率は週初の7割前後から5割強に低下した。